金沢旅③~美術館で音楽を

最初の記事にも書きましたが、今回私が金沢に行きたいと思ったきっかけは「旅する音楽」というイベントを見つけたことでした。私が好きでよく聴いていて、これまでにも何度かライブに足を運んでいたharuka nakamuraさんやアン・サリーさんが出るとわかり、その会場が長年憧れていた金沢であるならば、遠くてもぜひ行ってしまおう!と、今回の旅が実現したのでした。

その「旅する音楽」というライブイベントは、金沢21世紀美術館内のシアター21を会場にして行われました。土日の計四公演はそれぞれに180名限定という独立したチケットで、私は土曜のワルツ#2と日曜のワルツ#1に参加しました。整理券番号が若かったおかげで二公演とも最前列に座れ、アーティストさんに手の届いてしまいそうな席から、心ゆくまで演奏を堪能することができました。

土曜のワルツ#2は、nabowaさん、haruka nakamura LABOさん、polarisさん。初めて聴いたnabowaさんのカッコよさを知り、大好きなharuka nakamuraさん即興演奏の世界に浸り、polarisさんの「深呼吸」では歌詞が染み入ってしまいひとり号泣(笑)

日曜のワルツ#1は、CANTUSさんとアン・サリーさん。聖歌隊のCANTUSさんはharuka nakamuraさんとコラボしていたので知っていましたが、生で歌声を聴いたのは初めてで、自分は今どこにいるんだっけ?という気持ちのよい不思議な感覚に。声の力ってすごいんだなぁとあらためて思いました。アン・サリーさんの歌声は透明感があって、優しくて、でも力強くって素敵でした。ギタリストの方との掛け合いも面白く、ステージをずっと見ていたかったです。

もう、どなたの演奏も本当に素敵で、嗚呼このために来てよかったなぁ…と心から思える時間でした。何も特別なことはしていないのに、何かのご褒美をもらったみたい。会場に飾られていたこのイベントのキャッチコピー、「音楽をいいわけに、旅に出よう」にも、なんだか自分を肯定されているような気がしてしまい、終始感極まっている私でした(笑)

ところで、ライブ会場となった21世紀美術館。館内の展示を見て回ることもできましたが、これもまた楽しいひとときでした。池田学さんの「The Pen―凝縮の宇宙―」というメイン展覧会の他、市内の高校生の作品展などバラエティに富んだ催しがあったのですが、21世紀美術館という場所のなかでそれらが不思議に調和しているように感じました。私は美術にも美術館にも本当に疎いのですが、その空間にいるだけでなんだか楽しい、心地いいと感じることができたことが嬉しく、とても貴重な体験だったなぁと思います。観光客らしき人が多かったですが、きっと地域の人たちからも愛されている場なんだろうなと感じる美術館でした。

(金沢旅、次で最後です)

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