3月の旅、ホーチミン雑感

ハノイで数日を過ごした後は、ホーチミンへ。LCCであるVietjet Airを使い、約2時間の飛行であっという間に到着です。ちなみに以前、列車での移動を試みたときにはホーチミンからハノイを目指し、結果的に約30時間かかりました。とっても疲れたけれど、むしろこの「30時間」という長さが、南北の本来の距離感なんじゃないかと当時感じたのをふと、飛行機のなかで思い出しました。

★30時間の列車旅については以前のヘム日記に書きました。ご興味ある方はこちらからどうぞ。

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さて、ホーチミン。ハノイとは打って変わって猛暑です。酷暑です。ホーチミンにはこの後1週間近く滞在しましたが、連日35度越え。ただし乾季だったので、ジトッとする気持ちの悪い暑さではなく、日差しの強いカラッとした気候でした。

ホーチミンでの目的は、ベトナムの友人たち、そして引き続きこの地に暮らす日本人の友人たちに会うこと。こうして1年に1回でも、半年に1回でも現地に足を運んで、「私は元気にしているよ、あなたは最近どうしてる?」というやりとりを、面と向かって続けられたらいいなと思っています。実際に顔を合わせた友人たちは、もちろんそれぞれの状況に多少の変化はありつつも、元気に、明るく、たくましく生きていて、そんな彼らからたくさんのパワーをもらいました。

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そんな友人たちとの面会の合間を縫って、大都会ホーチミンを散策。まず驚いたのは、コンビニや、スタバやマックといった外資系チェーン店がますます増えていたこと。そしてそれに対抗すべく?なのか、私の大好きな老舗コーヒー店のチュングエン(Trung Nguyên)がその名にLegendを冠するようになっていたり。街中のあちこちにある店舗の外装は、トレードマークだった赤はすっかり塗り替えられ、黒に統一されていました。コーヒーの味は相変わらず深みがあってとっても美味しいのですが、前回の渡航からわずか半年でこんなにも、街中のいろいろな店舗がはっきりと目に見える形で変化していることに、ホーチミンという大都会の今を感じました。

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そして、ふと感じたこと。

カフェや飲食店に限らず、店舗が溢れ、商品が溢れるようになったため、どの店に行っても同じようなものばかり売られています。似たような店ばかり、似たような商品ばかりができて変わり映えがせず、「独特であること」がどんどん薄れていっているように感じました。物が飽和状態… そんな印象を受けました。たとえばコンビニ。いまでは市内のあちこちに相当数見られます。売っている商品はどの店でもほとんど同じで、値段も変わらない。そこで働く店員さんたちのサービスにも独自のものはなく、あるコンビニでは目さえ合わせることがありませんでした。市場(いちば)での掛け合いのような店員とお客さんとのやりとりは、場の機能が違うのですから当然ありません。こうしたコンビ二はきっとこれからも増えていくのだと思いますが、その過程で現地の人々のサービスへの価値観は、どんどん変わっていくのかなぁと思いました。

外国人である私には、この街の変化が良いこととも、悪いこととも言う筋合いはありません。現地の人々が選び取って、彼らのための国、街にしていけばいいのだと考えます。けれどこの場所がこれからどんな風になっていくのか、何が起こっていくのか… 大好きなこの場所を、見続けることをしていこうと思った滞在でした。

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このスタイルのカフェスアダーは、これからも飲み続けたいな。

From Hem

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