映画『ドリーミング村上春樹』

見逃していたドキュメンタリー映画『ドリーミング村上春樹』が下高井戸シネマで期間限定で上映されていたので、慌てて観に行ってきました。

村上春樹作品のデンマーク語翻訳を手がけるメッテ・ホルムさんのお話。約一時間の短い映画ながら、とても崇高なものを観てしまったような、文学翻訳の途方もなさに打ちひしがれてしまったような気持ちになりました。それでも、一文や一語に惜しみなく時間をかけ、仲間や友人と議論を重ねるメッテさんの誠実な姿に感銘を受け、勇気をもらいました。翻訳は孤独な作業だけれど、その作業を通して世界と繋がれる。どんな分野の翻訳でも、原文への敬意を忘れずに、私も、できることをやろう。とりあえず『風の歌を聴け』また読まなきゃ。

下高井戸シネマでは今週2/7㈮までの上映だそうです。パンフレット買ったのいつぶりだろう。素敵な情報を教えてくれた @teng_mo21 さん、本当にありがとう!

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コーヒーの出会い

母の美容室の付き添いで東京・駒込へ。母のカットが終わる間にコーヒーを飲もうと、初めてのお店 jam coffee さんに何気なく入ってみたら、なんと。ダラット産のコーヒーに出会いました。

お店の方に伺ったところ、吉祥寺のLight up coffee さんがダラットの生産者の方々と一緒につくり、日本に仕入れている豆なのだそう。こちらの記事に詳しく紹介されていました。アルミのフィルターで淹れるいわゆる「ベトナムコーヒー」のロブスタ種とは異なり、こちらはアラビカ種。フルーティーな爽やかさと少しの酸味を感じて、すっきりした味わいでした。美味しかったです。

こういう、思いがけない出会いってあるんだなぁ。うれしい。ベトナムコーヒーの奥深さをもっと知りたいです。

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TRANSIT写真展

出勤前に通りかかった銀座のキャノンギャラリーで、雑誌「TRANSIT」の写真展をやっていました。世界各国のさまざまな家族の風景。ベトナムからはハザンの家族の様子が展示されていました。どの写真もすごく素敵で見入ってしまい、仕事に行くのを忘れそうになりました。12/25までだそうです。お近くに立ち寄られた際には、ぜひ。

■2019.12.19 – 25
『TRANSIT 家族が奏でる時間』キャノンギャラリー銀座
※室内は写真撮影OKです。

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anteさん×com tuanさん ベトナムイベント

大好きなお二人による、一夜限りのベトナムコラボイベントの情報をシェアします。

東京・花小金井のコムトゥアンさんの素朴で美味しいベトナムごはんをいただきながら、ハノイ在住で一時的にご帰国中のアンテさんのベトナムの手仕事についてお話を聞く会です。きっと、ゆったりとやさしく、皆さんでベトナムに思いを馳せる時間になると思います。私も行きます。まだ少しお席があるみたいなので、ぜひ♪

■ante(アンテ)さん 
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■comtuan(コムトゥアン)さん 
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《日時》
2019/08/1(木)
18:15~開場
18:30~コムトゥアンさんのお料理を味わう
20:10~アンテさんのベトナムのお話
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《会場》
COM TUAN(コムトゥアン)
東京都小平市花小金井駅1-18-9
西武新宿線 花小金井駅より徒歩2分
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《参加費》
コムトゥアンコース料理+お飲みもの3杯前後: 5000円
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《その他》
・定員18名。お申込はお早めに。
・anteさんのご著書や作品の販売もあります。
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《ご予約方法》
コムトゥアンさんに直接ご来店、またはお電話にて受付中です。042-458-3274
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お二人の活動や当日のタイムスケジュールなど、さらなる詳細はお二人それぞれのアカウントよりご覧くださいませ。とっても素敵なのです。

 

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ベトナム書道の写真から

先日、今年3月まで正社員として勤務していた会社にて「ベトナムを知るセミナー」が開催され、講師役を務める機会をいただきました。これからベトナムに赴任予定の方、出張で定期的に訪れている方などを対象に、主に私が暮らしていたホーチミンを主な例にとりながら、気候のこと、交通のこと、食文化、買い物事情、そして日々のなかで大切にしたいベトナム語表現など、暮らし全般についてのお話をしました。短い時間で多くの話題を詰め込んでしまったなぁという反省点はありますが、参加者の皆さんが熱心に聞いてくださり、活発な意見交換の場となったことを嬉しく思いました。

そのセミナーの冒頭にご紹介したのが、この写真。2014年1月のテト(旧正月)の時期に、ホーチミン市内の路上で撮ったベトナム書道の写真なのですが、自分でもとても気に入っています。気に入っているのは、この一枚に、ベトナムやベトナム語を知るきっかけとなる要素が詰まっているように思えるから。

中国の影響を多分に受け、書道文化が根付いていること。ベトナム語がアルファベット化した今でもこうして、世界でも稀少なアルファベットの書道として成立していること。共産党の垂れ幕を連想させる、赤地に黄文字のカラフルな表現もあること…。大国の思惑に翻弄されながら、強くたくましく、形を変えながらも自分たちの独自性としてその文化を残してきたベトナムという国と、その中で生まれ育ってきたベトナム語を感じることができる、そんな写真じゃないかなと思うのです。

ちなみに赤地に黄文字の作品には、”Chúc Tết đến trăm điều như ý.” 「テトが来たことを祝い、あらゆることが思い通りにいきますように」と書かれています。テトの時期には公園や路上に書家さんが集い、こうした作品を販売したり、道行くお客さんのリクエストに応えて新年の抱負を書いたりします。テトの風物詩でもあるその様子は、私の大好きな一場面でした。

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